2016年3月、「クラブミュージック=テンションMAXにして騒ぐための音楽」というだけではない、もっといろんなふうに楽しめる音楽だったはず、と思って始めました。
以下、note.mu に書いた内容の再掲です。
奇声をあげる必要もなく震えるような興奮も感動もなく、ただ静かに談笑しながらクラブミュージックを聴いてられるような場を作りたいという欲求が最近高まっている。
— ノロワレ @ 9/10 高円寺大蔵 (@cursed_steven) December 26, 2015
クラブミュージックをいい音で聴きたいとなったときに、大体はこう、結構気合いを入れて構えていかないとついていけないところがあると思うんですが、この "Not a Party" では飲み代と気持ちのゆとりさえあれば別に気合いは必要ありません。他のお客さんも選曲係の面々もそのへんで呑んだくれてますし、話したければ話す、飲みたければ飲む、食べたければ食べる、DJの手元を見たければ見る、それぞれ自由です。
それと、DJ側の都合というかぜひやりたいこととしては、
曲が知られている前提のなら30分で美味しいところをバーっとやるのでいいんだけど、じわじわ雰囲気をつくる芸風に30分はぜんぜん足りない。準備運動が終わったと思ったら出番も終わる感じになる。
— ノロワレ @ 9/10 高円寺大蔵 (@cursed_steven) February 12, 2016
これ↑です。
昨今、いろんなDJイベントがいろんなところで催されるようになってDJも増えました。が、イベント全体の長さは変わらないので出たい人が増えれば一人あたりの時間は短くなります。昔は1時間はあったもんですがねぇ……最近は30〜40分のところが多くて。それくらいの長さが向いてるジャンルもあるんですが、やはり "Not a Party" の趣旨とは合いません。DJもまったりどっしりゆったりしたいですから。腰を据えてしっかり空間演出にこだわるためにはロングセット、これです。
というわけで、総花的な感じにはせず的を絞ってクラブミュージックの敷居を下げようという時間と空間をゆるっと作っていこうと思います "Not a Party" 、3月お越しいただいた皆さんはまた是非、まだ行ってないという皆さんも是非、クラブミュージックってこんなに雰囲気よくやれるんだというのをご覧に入れようと存じます。
ドーゾ、ヨロシクオネガイシマス。
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